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~ 作り手の思いと人柄に触れて~ _3月9日(土)・23日(土)開催 / REN蔵前店の軒先マフィン店コラム

3月の9日(土)、23日(土)限定で、REN蔵前店の軒先に小さなマフィン店がオープンします。
マフィンをご用意いただくのは、蔵前でも人気のデイリーズマフィンさん。
今回は、お忙しい時間の合間を取材させていただき、オーナーの古家さんご夫妻にお店にまつわるお話を伺ってきました。デイリーズマフィンをご存知の方もそうでない方も、古家さんご夫妻のものづくりへの思いや人柄に触れ、実際にイベントやお店に足を運んでいただくきっかけになればと思います。

いつ行っても同じものがない、
蔵前のマフィン屋さん

REN蔵前店から大きな通りを隔てた場所にある、デイリーズマフィンさん。小さな可愛らしいお店のガラスケースに並ぶマフィンは、いつ伺っても”以前に食べたあのマフィン”が見当たらないのが当たり前かのようにバリエーションが豊富に入れ替わり、それがお店に足を運ぶ人の楽しみを誘っています。

8:00amのオープンに合わせ、毎朝、奥のキッチンでは店主の古家さんご夫妻がマフィン作りをスタートします。「日常的にマフィンを食べてもらいたいから、お店に並ぶマフィンは週替わりでトッピングを替えています」そう話すのは、奥様のあゆみさん。”いつ行っても同じものが見当たらない”理由は、そういうことなのか!と気づきました。

レパートリーのアイディアは
日常生活から生まれる

種類が豊富にそろうデイリーズマフィンさんのマフィン。レパートリーの豊富さの秘密は、実際にキッチンで作り手として働くあゆみさんの豊かな発想力と日々の実体験にあるようです。
ご自身について「食に対しては並々ならぬ興味があるんです(笑) 作るのも大好きだし、食べるのも大好きで!」と話すあゆみさんは、以前、都内の洋菓子店でパティシエとして修行をしていたことがある凄腕の職人さん。
“食への興味”を追求するその探究心は、お店のマフィン作りに止まらず、ご主人の古家さんと出かけたご飯屋さんで食べたものを家でも再現できてしまうなど、日々の食生活ともつながっているようです。また、その”再現”の経験をマフィンのバリエーションの一つとして落とし込むなどして、日常生活の中から美味しさのヒントを得てマフィン作りを続けているとのこと。

— おいしいものを、おいしく食べてもらいたい。
季節によって変わるトッピングも、あゆみさんが自ら仕入れに出かけています。マフィンの材料は、最寄りのスーパーで手に入る、安心安全な食材を基本にして、実際に手で皮の厚みを確かめながら材料選びを欠かさないのだとか。例えば、柑橘類は皮の厚みで甘さや苦味が違ってくることから、手で触って確かめて選ぶと言います。
「季節のものは旬なうちに!と思って、あまり熱心に選んでどんどんカゴに入れていくので、周りのおばさんたちが私につられて果物を選び出す時もあります(笑)」と、そんなエピソードもお話しくださいました。(なんだかわかるなぁ、つられてしまうお客さんの気持ち。笑)
素材選びを妥協しないのは、食べてもらうお客様に”美味しい”と喜んでもらいたい!という食に対するプロ意識の高さから来るものと感じました。

仕込みは面倒だけど、
季節のものだから美味しく食べてもらいたい

「トッピングの組み合わせを考えるのは楽しいです。これとこれを組み合わせたらこんな味になる!って味の想像ができちゃう。」と話すあゆみさん。それは「食いしん坊からくる発想力(笑)」と冗談交じりにお話しくださいましたが、何度かお店に通っていろんなマフィンを食べてみると、味の想像力が豊かであることがバリエーションの豊富さや味にしっかりと受け継がれている!と感じずにはいられません。
(とはいえ、初めて挑戦するトッピングは、味見をしながら仕込みにかなりの時間がかかるもの。これはいける!と思って取り掛かっても、時には失敗することもあるのだとか。)
その飽くなき探究心から作り出されたマフィンのバリエーションは、今や900種類もあるそうです。
どの種類が人気なのか尋ねると、季節の果物を使ったものや、クリームチーズ系は特に人気があるそうです。軒先マフィン店ではどんなバリエーションで販売されるのか、いまからとても待ち遠しい!

マフィン屋を始めたキッカケ

話題は変わって、そもそものお話。
もともと焼き菓子を作ることがお好きだというあゆみさんが、ご主人の古家さんと最初に仙台で始めたマフィン屋さん。
蔵前でのお店は、人とのご縁がありスタートすることになったのですが、そもそもなぜマフィンのお店をつくることになったのかお二人に伺いました。
あゆみさん:「例えば、ケーキとなると作る工程も多いしすごく繊細なんですよ。実は細かい作業が苦手なので、マフィンだと気軽にざっくり作れていいなぁと。うちで作るアメリカンマフィンは1個のボリュームが大きくて、一つ食べるだけで満足感がある。その幸せを味わってもらえたらなって思いました。」
古家さん:「それにバリエーションも豊富で、考えれば本当にたくさんの種類を作ることができる。定番を作らずにお店に並べられるので、味を色々と楽しめるところがいいなと思ったんです。」
自分が好きな”作ること”、”食べること”を通じて、他の人を幸せにできる食べ物を無理なく作り続けたい。古家さん夫妻が感じる思いが形となって、今のデイリーズマフィンができたようです。

“軒先マフィン店”について
軒先マフィン店について、今後の展望(のようなこと)をお伺いしてみたところ、”まずはスタートしてみて、お客さまがどういう反応をくれるかが気になるところ”と、真剣なお話をされた他、ご夫妻の人柄溢れる会話がちらり。
あゆみさん:「いつかマフィンのグッズをRENさんやカキモリさんとでコラボするとかいいかも。RENの革でマフィン型のしおりを作ってもらうとか、ボールペンのカチカチッて鳴るヘッドをマフィンにしてもらうとか。笑 押すたびに”ちょっとこれ痛いよ!ゴツゴツするよ!笑 、、、みたいな 笑」
古家さん:「あー、それいいね。うちの物販で売れるしね。でもさ、ボールペンってロットが多そうだよー 笑。てか、どこともコラボしてないじゃん、それ 笑」
デイリーズマフィンの経営を取り仕切る古家さんからの、鋭い一言。それがなんとも微笑ましく、一緒に笑って心が温まりました。

3月の軒先マフィン店には、古家さんが販売に
3月9日の軒先マフィン店には、店主の古家さんが販売にいらっしゃる予定です。今後、定期的に軒先マフィン店をオープンして、REN蔵前店からカキモリさんへのびる通りにいらっしゃるお客様に、手作りマフィンとともにマフィンの作り手として活躍する古家さんの人柄に触れ、REN蔵前店の前をのびる”名も無い通り”でほっこりとした出会いや発見を楽しんでいただけたらと思っています。


<infomation>
「REN蔵前店の”軒先マフィン店”」
【オープン日】3月9日(土)、23日(土) ※雨天中止となります。
【時間】13:00〜15:00
“軒先マフィン店”のみのいちごティラミスマフィンが登場!その他、およそ10種類程のマフィンを販売します。

【デイリーズマフィン蔵前店】
HP https://dailysmuffin.jp/
instagram https://www.instagram.com/dailysmuffin_kuramae/
お店に毎日並ぶマフィンの種類はデザートマフィン12~15種類、
おかずマフィンと呼んでいる惣菜系のものが4種類。
朝、出来立てが並ぶオープン直後にしか出会えないものもあります!