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【RENレザー財布特集】「経年変化が見られるレザー」と「経年変化が少ないレザー」〜5つのレザーを解説します〜

レザーの魅力のひとつ”経年変化”。RENには、使い込むほどに擦れやツヤ、色のコントラストなどの変化を楽しめるレザーと、変化が少なく綺麗な状態を保ちながらも風合いをお楽しみいただけるレザーがあります。 -「経年変化の見られるレザー」- -「経年変化の少ないレザー」- 今回の特集では、RENのレザー財布に使用している素材の”経年変化”に注目し、日頃お客様よりご質問いただく経年変化の特徴について触れたいと思います。

| 経年による変化が楽しめるレザー |

独特な風合いや、色合い。じんわり、ゆっくりと素材が持つ魅力を発揮しながら変化していくRENのレザー。革を育てることを求める方にご提案したい3つの素材があります。

RENオリジナルピッグスキン
『スモーク』
RENではブランド立ち上げ当初から作られており、「ヌバック特有の上質な肌ざわり」と「長年使い込まれたような質感」にこだわり作られたRENオリジナルピッグスキンです。使い込むうち毛足があばれたり、摩擦が加わることで自然なアタリ(ツヤ)が現れ、ヌメ革の表面を毛羽立たせているため少しずつ色の濃淡も加わり、より独特なコントラストが見られます。

例えばこちらのdark gray(ダークグレー)。使い始めの明るい色味に経年によって角にはアタリが見え始め、(ロットによって異なりますが)全体に色も深く変わっていきます。 カラーバリエーションはシーズンやデザインによってお作りしているものは異なりますが、navy blueやred、camelやdark grayなどがあります。

一部のデザインで新色grapeもお作りしています。詳しくはスタッフへお尋ねください。

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水牛革 『ベビーバッファロー』
バッファロー特有の力強いシボ、重厚な質感を備えながらもその肌目はきめが細かく、上品な手触りが印象的なナチュラルレザーです。生後6ヶ月前後の水牛が持つ素材の魅力を、そのまま引き出すことにこだわり作られました。深みのある澄んだ色を表現するため、水性染料を使用し革の芯まで色が浸透するよう時間をかけて丁寧に染色をおこない、革のキズや色ムラをコーティングなどで隠すことをせず、素の風合いを大切に仕上げています。(写真はindigo blueの経年比較。上が経年変化経過中のもの、下が使用前のものです。)

ベビーバッファローは、black(ブラック)とindigo blue (インディゴブルー)の2色展開。写真のindigo blueは、『浸透と乾燥』を繰り返しおこない染色を重ね、奥深さのある独自性の高いインディゴ色を実現したもの。使い込むほどにしっとりとした黒色に変化し、そのグラデーションもまた独特です。(写真右は使用前)

<ベビーバッファローシリーズ一覧はこちら>

ベジタブルタンニングレザー
『ソラム』

植物の樹皮や葉などから抽出された渋を利用して鞣されたキップスキンのベジタブルタンニングレザー。適度なコシと柔らかさを出すために揉み加工が施され、手になじむ使いやすい質感に仕上げられています。写真はcharcoal(チャコール)の経年変化経過中の色合い、右が使用前の色合いのものになります。ソラムは、全体にじんわりと時間をかけて濃くなり、強く摩擦が加わるとレザーの色は濃く変化します。使い込むほどにレザーそのものは柔らかく手に馴染みます。

じんわりと色合いや風合いが変化するソラム。もともと自然なツヤ感を備えており、使い込むほどにそのツヤ感は増していきます。角に擦れが加わるにつれ、キャメルなどの明るめのカラーはコントラストに強弱がついていくのがわかります。charcoal(チャコール)などの落ち着いた色合いも、光沢ので具合によって変化を感じられ、また、ロットによっては黄色みが加わることにより色の変化を感じられるでしょう。
カラーバリエーションはシーズンによって異なりますが、cahrcoalの他にcamel、peacock greenを主にお作りしています。

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| 経年による変化が少ないレザー |

RENのレザーの中には、経年変化があまり見られない素材もいくつかあります。財布に使われているレザーには、汚れや傷が目立ちにくく、レザーアイテムを持つことが初めての方やお手入れが苦手な方にも気兼ねなくお持ちいただける種類もあります。

シュリンクカーフレザー
『バブルカーフ』

19AWから新たに加わったレザー。フランスの名門タンナー『デュプイ社』によって鞣されているシュリンクカーフで、耐久性が高く、表面の劣化が少ないのも特長のひとつです。 フランスを中心としたヨーロッパ産の仔牛の原皮から、厳選された最高品質の原皮のみを使用し、クローム鞣しによってつくられています。発色が良く、きめ細やかな銀面。適度に弾力があり、しなやかなタッチ感が魅力です。

バブルカーフのシリーズは、全てがレザー仕上げ。経年変化の少ない面のバブルカーフと対比して、内側に使用しているレザーは使い込むほどに経年変化が現れる物を選びました。こちらは、使用する上での傷やアタリがつくことによりどんどんツヤが増し、色合いも濃いものになっていきます。
カラーバリエーションはmatte blackとmatte grayの2色展開。内装はカラーによって異なります。

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型押しカウレザー
『フィリップ』
都会的で洗練された表情、扱いやすく現代的な質感にこだわり開発されたカウレザーです。しなやかな風合いを実現するためにクロム鞣をおこない、体に馴染む使い心地の良い風合いに仕上げられました。銀面に並ぶ端正なシボは型押しによるもの。人工的にシボをデザインすることによって、均一性の高い品質が実現されています。

しなやかな風合いを活かしながらも顔料で仕上げられたフィリップの魅力は、なんといっても経年変化が現れにくく、汚れや雨に強いところにあります。毎日手に触れるものなので、明るいカラーは特に汚れるスピードが速いもの。しかし、フィリップならそういったことを気にせずお持ちいただけて、白系のものでも楽しめます。 カラーバリエーションはシーズンによって異なりますが、almond grayやcoral blue、deep greenなどをご用意しています。

<フィリップシリーズ一覧はこちら>

RENのレザー財布はその使い勝手の良さと相まって、それぞれに素材の魅力を感じていただけるような独特なレザーが揃っています。すでにお持ちの方だけでなく、これからご検討される方にとって、どちらの素材も”一度使ってみたらリピートしたくなるレザー”のひとつになると嬉しいです。