特集

サラッと涼しげ、夏バッグ<ジュート編> (2020.5.14更新)

外を少し歩くと、汗がじんわり。。暑い日が続くと、毎日のコーディネートにレザーバッグを合わせるのは、ちょっとお休みしようかなぁと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな夏の暑い日、サラッと涼しげに装える素材として、RENでは夏季限定生産のジュート生地を使ったバッグをお勧めしています。

「ジュート」は、吸湿性、放湿性、通気性に優れ、穀物を入れる袋やお買い物袋などに多く使われています。耐久性も高く、多少擦れても破れにくいのが心強いところ。その反面、肌触りはざらざらと粗くゴワゴワと硬いため、お肌や洋服に触れる機会が多いバッグとしては不向きと考え、サラッとした肌触りながら柔らかく、くったりとした風合いになるように、RENのジュートは工夫し仕上げられています。

その風合いの鍵を握るのは、「コットン」と「バイオウォッシュ」。
今回の特集では、この2つの点と素材の特徴に焦点を当てながら、その風合いの秘密をご紹介したいと思います。

RENのジュートの柔らかさの秘密、その1:「コットン」



RENのジュートは、肌触り良く仕上げるためにコットンを織り交ぜています。 お洋服などに使用され、私たちの生活に馴染みのあるコットンには、ジュートと共通する特徴を持ち合わせています。そこにどんな共通点があるのか、まずはそれぞれの素材について特徴をご紹介します。

『ジュート』


ジュートは、有機物を豊富に含んだ土と、高温多湿を好む植物。自然の恵みをたくさん取り込んで成長していきます。刈り取りが終わると、浸水発酵 → 1本ずつ繊維を剥離し → 水洗いで不純物を除去 → 乾燥 → 品質の振り分け…と、職人の手によって時間をかけて丁寧に仕上げられていきます。ジュート繊維の特徴は、吸湿性や放湿性、通気性がよく、伸縮性が少なくしっかりとした強度があるところ。お買い物用のバッグなどに使われています。

『コットン』


コットン(綿)は、作られる産地によって栽培方法や種類が異なり、現在では世界90カ国以上で栽培が行われているのだそうです。コットンの特徴は、きわめて微細な繊維のため吸湿性や放湿性があります。水分を吸収・発散し、通気性がよいため夏も涼しく感じられます。糸に紡がれ、生地になり、お洋服やバッグなどの素材として活用され、私たちの生活の中にたくさん取り入れられています。

ジュートとコットンは相性の良い素材。


2つの共通点は、吸湿性・放湿性・通気性の良いこと。ジュートにコットンをあわせることでゴワゴワした硬さが軽減され、お互いの共通点を生かしながら程よい張り感の生地が出来上がります。

しかし、素材への追求はこれで終わりではありません。
この後にもうひと手間「バイオウォッシュ」をかけていきます。

RENのジュートの柔らかさの秘密、その2:「バイオウォッシュ」



こちらが出来上がった生機(きばた)。横糸がジュート、縦糸がコットンでしっかりと織り上げています。ここから染色し、使い馴染んだような雰囲気に仕上げるため、バイオウォッシュ加工をしていきます。


このひと手間により、程よいシャリ感のある柔らかい質感に。表面にはネップや繊維の凹凸感が残り、ジュート特有の魅力も残しながら肌触りよく仕上げています。

RENのジュートの風合いの秘密は、素材の特徴を生かして織り交ぜたコットンと、ひと手間かけたバイオウォッシュ加工にあります。吸湿性・放湿性・通気性が良く仕上げていますので、夏の暑い日でも肌触り良くお持ちいただけると思います。季節の節目でレザーのバッグをちょっとお休みして、RENのジュート素材を楽しんでいただけると嬉しいです。