MY WAY, MY REN vol.2:フォトグラファー 宮濱祐美子さんの場合

MY WAY, MY REN vol.2:フォトグラファー 宮濱祐美子さんの場合

 

公開日:2022/4/28

 

MY WAY, MY REN

ひとそれぞれ、RENの使い方や思いも寄らない発想には、ときに私たち自身が驚き、学ぶことが多くあります。10人いれば10通りのマイウェイがあり、ストーリーやライフスタイルに紐づいています。 RENを愛用くださっているあのひとこのひとは、いつ、どんな場所で、どう使っているのか、それらを解き明かす連載です。

第2回目は、フォトグラファー・宮濱祐美子さんの場合。

 


マチがたっぷりあるから、
カメラバッグにもなる。

仕事のことを考えてバッグを選ぶことが、わりと多いです。基準は、たくさん入って、口が閉じられるかどうか。撮影が終わって、いち早く撤収しなければいけない場面が、けっこうあります。荷物をさささっと詰め込んで、とりあえず現場を出なければならない。“撤収力”を問われる。だから、雑然としたバッグの中身を隠しておけるファスナー仕様がうれしいんです。

仕事のある日は、カメラバッグ、L.L.Beanのファスナー付きトート、そしてこの「スクエアダッフル」。そんな風に、つねに3つくらいのバッグを持ち歩きます。だから、バッグ自体が軽いことがとにかく重要で。カメラバッグや機材がただでさえ重いので、いくらデザインや機能が気に入っていても、それ自体が重いバッグは使わなくなっちゃいます。



トートにはコードやレフ板といったカメラの周辺機材を、「スクエアダッフル」には、貴重品や身の回りのものを入れておきます。出先で使う用のおしぼりとか、買ったおやつとか、そうしたものも適当に入れておけるし、じつは13インチのノートパソコンも入る。

そして、大活躍するのは出張取材のとき。「スクエアダッフル」にクッションつきのインナーバッグを装着すると、レンズが3本入るんです。あとはカメラを2つさげれば、身軽で快適な取材ができる。軽さと、きっと、マチがたっぷりあるデザインのおかげですね。



仕事のない日は、これだけでいい。

スマホと財布、ハンカチで、身軽にいきたいんです。極端ですよね。できるだけ持ちたくないから、スマホケースを財布としても使って、カード類もここに収まるだけを持つ。「アップルケース」はファスナー付きのポケットがあるので、もしストラップが付いていれば、それを肩からさげて、もうショルダーバッグすら要らないかも。



ポーチに小分けにして、必要な分だけ持ち歩く。

ポーチの使い方も、バッグの使い方と似ているかもしれません。用途別にあらかじめ小分けにしておきます。

お金とカードは別々の財布に入れて持ちます。ほかに、車庫のカードやレシートを入れる「車用ポーチ」、スケジュール帳や名刺を入れる「仕事用ポーチ」、通帳などを入れる「プライベート用ポーチ」……、そんな風にこまかく分けておいて、そのなかから「今日は撮影の仕事だから」、「今日は仕事のあとで友達と食事に行くから」と、日によって必要な分だけ選んで、持ち歩くんです。

 

そんな風にこまかく整頓していたかと思うと、急に、歯ブラシや薬がハダカでバッグに入っていたりして(笑) ちょうどいい「サニタリーポーチ」があればと探していました。「デイリーマイケース M」はサイズもぴったりだし、多少厚みのあるものも入る。2種類ある素材のうち牛革のフィリップは撥水性もあって、気に入りました。

 

基本的に荷物が多いですし、仕事とプライベートの隔てのない日が多く、ごちゃつきがち。バッグやポーチを工夫してこまかく使い分けることが、仕事の効率化や身軽な移動に直結している気がします。

 

 


 

お話を伺ったのは

 

宮濱祐美子さん

フォトグラファー。スタジオアシスタントを経て2004年に独立。女性誌をはじめ、料理本などの書籍、広告、ドキュメンタリーな取材まで幅広く活躍する。器や工藝にも造詣が深い。

 

 

今回、紹介したアイテム

 

スクエアダッフルM / ピッグスキン・トワル
matte black

 


 

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