REN製品ご愛用者さまにインタビュー|vol.5 yuuさん

REN製品ご愛用者さまにインタビュー|vol.5 yuuさん

公開日:2023/1/13

 

REN製品ご愛用者さまにインタビュー
vol.5

yuuさん

 

 

RENのアイテムを愛用する人々にお話を伺い、人それぞれの目線で感じているREN製品のあれこれを発信するコラム。

今回お話を伺ったのは、フラットロングウォレットをご愛用中のyuuさんです。財布に愛情をかけながら持ち歩くyuuさんにとって、財布とはどんな存在なのか。財布選びのこだわりも含めてお話を伺いました。

 

 

yuuさん

関東近郊にお住まいの2児の母。お子さんとの日常の一コマを発信しているSNSでは、子育て世代のフォロワーさんも多くいらっしゃいます。


yuuさんとRENの出会いは、2019年。
RENスタッフのSNSがきっかけで、RENを知ってくださいました。当時、ご愛用いただいているキャニスターボトルについてもお話を伺ったことがあります。

今回は、1年半ほど前からご愛用いただいている『フラットロングウォレット』をお持ちいただきました。yuuさんの手の中にあるフラットロングウォレットは、綺麗なまま、風合いに少し柔らかさが加わったように見えました。

 

 

コロナ禍、久々のお出かけで偶然見つけた財布

 

__________yuuさんが、フラットロングウォレットをご購入されたのは2020年のクリスマスシーズンということでしたね。

 

「そうなんです。なので、財布を使って1年半が経ちますね。」

 

当時、新型コロナの状況が落ち着き「少し出かけてもいいかな?」と、REN蔵前店へとご来店くださったyuuさん。その日の目的は、キャニスターボトルの紐交換だったそうですが、店頭でこのフラットロングウォレットに一目惚れしたのだそうです。

 

「少し迷っていたら、スタッフさんから電話でも注文ができることを教えていただき、一旦家へ戻り検討させてもらいました。それで、“やっぱり欲しい!”と思ったので蔵前店から配送してもらいました。」

 

 

壊れてしまうまで、大切につかうこと

 

__________yuuさんが財布を買い替えるタイミングはどんなときですか?財布は、3年とか5年とかで買い替えるとお金の廻りがいいと言われていますが…

 

「そう言いますよね。でも、私の場合、壊れるまで使いたい派で、3年以上は必ず使います。以前のお財布もずっと使っていました。でも、ファスナーがダメになってきたので新しい財布に買い替えようと思ったんですよね。」

 

そして今回は、「重くなりがちだった長財布を卒業して、整理整頓を頑張りたいと思っていた」ことも、買い替えのきっかけだったそうです。

 

 

選んだ理由は、気分を上げてくれる見た目や
機能のスマートさが素敵に思えたから

 

__________財布もいろいろな形や大きさがありますが、なぜフラットロングウォレットを選ばれたのですか?

 

「まず、大きさですよね。最高です。(笑)この大きさが手にちょうど良い。私は長財布派なんですけど、普通の長財布はもっと余白があって大きいので、“ちょっとこのバッグに入らないな”っていうのが度々あって。この(フラットロングウォレット)サイズは、なかなか無いんですよね。」

 

加えて、お札がぴったり入るサイズ感がとても良いと話すyuuさん。大きすぎないため、お手持ちのバッグに収まりがいいところもお気に入りなのだそうです。

 

 

お持ちいただいたキャニスターボトルも、3年前からの愛用品。フラットロングウォレットが、お気に入りの小物たちと一緒にしっくりと収まっていて、大切に使われている雰囲気が伝わってきます。

 

 

「ファスナーがL字なのもまた良いんですよね。ラウンドファスナーは開けるとガバッと中が見えてしまうけれど、L字だと開ける時の動作や開いた時の見え方が上品というか、スマートなんですよね。“開けたらこのくらい”っていうのが、凄く可愛いなって思います。」

 

 

「内側の配色にも惹かれましたね。緑と赤の配色が、"あ、クリスマスカラーだ!”って、テンションが上がりました。(笑)」

 

グレーをメインカラーに、内装にワインレッドやモスグリーンの配色を施しているフラットロングウォレット。その配色については、制作当時、デザイナーが最も迷っていた部分でもありました。縫製の関係でパーツごとに革の種類を選ぶ必要があることや、革色の制限などがあったためです。その中で検討し、“大人っぽく、上品な印象”の現在のカラーを配色することになりました。

 

yuuさんがご購入したタイミングがクリスマスだったこともあり、その配色が購入を決定づける理由にもなったそうです。

 

「ここの色使いがちょっと違うのを使ってるみたいな。自分にしか分からない部分が、見るたびに可愛いなって思えます。」

 

 

使用しているバブルカーフは、フランスの名門タンナー、デュプイ社によって鞣されたシュリンクカーフです。きめ細やかな銀面(表面)は適度に弾力があり、手に吸い付くようなしなやかさを持ちます。水や汚れにも強く、綺麗なまま変化していきます。天然のシボながらゴムのような質感を持っている、ちょっと不思議な革です。

 

 

財布を手に馴染ませながら、「ずっと持っていられる」と話すyuuさんのフラットロングウォレットは、1年半の経過で少し柔らかな風合いへと変化していますが、とても綺麗な状態のまま。「なるほど。拭いたりとか何もしていないのに、そういえば凄く綺麗ですね。」と、yuuさんも革の風合いの秘密に頷かれていました。

 

 

自分なりにアレンジを加えて
楽しみながら大切に持ち歩く

 

私生活では、お子さんやご自身の小物を手作りすることがお好きなyuuさん。SNSには、お子さんが描いた絵を刺繍した手帳カバーや、ぬいぐるみを手作りしている様子がアップされています。この日のバッグの中にも、イニシャルの刺繍が入った手作りポーチがありました。

 

「私、何かモノを作るのが好きで、この財布の形と革の色を見た時に、ファスナーの引き手に革のハギレやビーズを使ってタッセルを作って付けたら可愛いだろうなぁと、購入時に想像していました。この財布のデザインなら、どんな飾りでも付けられると思います。と、言いながら、まだ作れていませんが。(笑)今も“いつか作りたい!”とは思っています。」

 

RENのアイテムは、革の持ち味を楽しみながらそのまま使っていただくことも素敵ですが、yuuさんのように自分好みにアレンジしていただくのも素敵だと思います。yuuさんのお話から、ものに愛着を持ち、大切に持ち歩く楽しみ方を教わったような気がしました。

 

 

財布を変えて、変わったこと

 

__________財布を変えてから、何か変わったことはありますか?

 

「財布の中を綺麗に保とうとする目標ができたことで、行動が変わりました。以前までは、財布が膨らむまで溜め込んでいたのですが、今はできるだけシンプルに収納をしていて、レシートも(帰宅後に)すぐに出そうという心がけができるようになりました。その点がとても良いと思っています。」

 

過去に、カードがたくさん入った状態で財布を失くしたことがあったと話すyuuさん。カードの紛失手続きなど、大変な思いをした体験からシンプルな財布への買い替えを考え始めたのだそうです。フラットロングウォレットに変えてからはカードの枚数を少なく保つことができ、防犯意識を高めてくれることも良かった点とのことです。

 

 

__________財布には、どんなものを入れて持ち歩いていますか?

 

「買い物は全部、クレジットカードや電子決済にしているので、財布の中はカードがメインです。あと、ほとんど小銭を持たないので、いざ、硬貨が無いと困る時のために、500円玉1枚だったり400円だったりをちょっと入れるだけにしています。」

 

 

財布は、自分のことを整理整頓してくれる存在

 

__________財布の中身を整理しつつも、自分自身も整理されているような感覚があるということですね?

 

「そうなんです。いっぱい収納できると、“まだいける、まだいける、財布の中の整頓は後でいいや…”っていう行動に繋がってしまうのですが、フラットロングウォレットはそんなに入らないところが凄く良いんです。それに、ちゃんと中を見て、 “あ、◯◯買ったな。買い過ぎたな”って、目に見えてわかるので、色々なことをきちんと都度反省できます。財布が“これくらいまでしか入らないのよ、これくらいまでにしようね”っていうふうに、言ってくれている感じです。」

 

__________yuuさんにとって、財布とはどんな存在ですか?

 

「自分のことを整頓してくれる存在です。断捨離じゃないですけど、すっきりした生活っていうのを目指して、財布の中身の整頓から入っていきたいなと。自分にとっては財布は生活の一部ですね。」

 

 

 

スマートな財布を持つことから、身の回りの整理整頓を心がけようとRENの財布をお選びいただいたyuuさん。

今回の取材を通して、ものの選び方・考え方の視点をひとつ教えていただいたように思います。

 


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