《調布PARCO店》petit POP UP SHOP「STUDIO.ZOK」(2022.7.22-7.31)

《調布PARCO店》petit  POP UP SHOP「STUDIO.ZOK」(2022.7.22-7.31)

 

- REN調布PARCO店 -
petit POP UP SHOP

STUDIO.ZOK

2022年7月22日(金)〜7月31日(日)

 

みなさんのお部屋には、植物は飾ってありますか?

水やりや日光浴、湿度や温度。植物によっても管理方法や育て方はそれぞれに異なります。 生きているものだからこそ、気軽に飾ることを躊躇う方もいらっしゃるかもしれません。

 

今回、調布PARCO店にお招きするのは枯れることのない植物たち。
「陶植」とよばれる、陶器でできた植物のオブジェです。

STUDIO.ZOKさんの陶植とRENの出会いは、REN調布PARCOのお客さん。
スタッフも好きそうな作家さんがいるとのことで、陶植のサボテンのお話をしてくださいました。

スタッフと、お客さん。
RENに集まる人だからこそ、好きなものはどこか似ていたりします。この陶植も、調布店のスタッフはすぐに気に入って今回のPOP UP SHOPへと繋がっていきました。

 

 

本物ではないからこその、魅力とは?

STUDIO.ZOKさんが手がける陶植は、すべて手作業で作られています。

その多くは、サボテンのカタチをしているもの。

 陶植にするモチーフの選定は、「面白いと思う」カタチの植物たちです。

STUDIO.ZOKさんが大切にしているのは、インテリアオブジェとしての面白さ。そのため、本物の植物を忠実に再現することではなく、それぞれの植物がもつフォルムやディティールの面白さを際立たせて、作品は形作られています。

 

質感へのこだわり

オブジェとわかっていながらも、それでも本物のように見えるのは、その「質感」に秘密があります。

サボテンをのせる植木鉢。
タタラ作りという手法で作られた植木鉢は、まるで何年もの間ベランダや庭先で雨風を受けてきたかのような空気があります。

剥がれ落ちそうな、ざらざらとした凹凸。そこに染み込む茶色や緑や黒い濃淡。

この、風化にも見える質感は、絵付けとエッジングによって意図的に再現された風合いです。陶器のもととなる土選びへのこだわりと、目指す表現を構築するための手法選び。そのこだわりが合わさって、本当に風化したもののような空気を醸し出しています。

アートピースのようなサボテンと時間の経過を感じる鉢のコントラストが、生命力をより演出してくれているように思います。

 

自由に飾る、自由に咲かせる

飾り方も組み合わせ方も、どこまでも自由に。

陶器のサボテンは、土を入れた植木鉢と合わせても、そのまま部屋に置いてもよし。ご自宅にあるお皿や陶器と組み合わせてみるのもおすすめです。

サボテン中央のアレオーレ(丸いボッチ)を取り外すと、そこに植物が飾れるようになっています。

本物のサボテンの開花は、種類によってはなかなか難しいもの。育てるなかでもわずかな期間しか花を咲かせることはありません。

陶植にお花を飾ることで、サボテンが花をつけた時の姿を気軽に楽しむことができます。

「このサボテンに似合う、お花や葉っぱはなんだろう?」と、似合うお花を探すことも日々の楽しみになりそうです。

 

お部屋のなかで過ごすことも増えてきた、近年の暮らし。
暮らしを豊かにするものはいろいろありますが、手間や苦手意識から取り入れづらいものもあります。植物も生き物ゆえにそんなふうに思われている方にも、植物を飾るきっかけをくれるような STUDIO.ZOKのサボテンたち。

どんなふうに飾ろうか?と考えるだけでわくわくしてくる作品です。

ぜひこの機会に、調布PARCO店にてじっくりとご覧ください。

 

 

ーPROFILEー

STUDIO.ZOK

滝上玄野 / クリエイター (陶芸家・デザイナー)
もともとグラフィックデザイナーとして活動する中、両親が陶芸家という影響もありモノを生み出す魅力を再認識し陶芸の世界へ。陶芸というと食器をイメージしやすいですが、もっと生活の色々なシーンに浸透して陶芸というイメージの幅を広げたいと思い、陶製を中心に暮らしにまつわる作品をジャンルレスに表現し提案していくものづくりをしている。

https://studio-zok.com/

 

 

※ お問い合わせはREN調布PARCO店へ、お気軽にお問い合わせください。