「持つ」というより「身にまとう」
BAREシリーズが、暮らしとからだに寄り添う理由。
やぎ革をつかったRENの人気シリーズ、BARE(ベアー)をリニューアルしました。 仕事に遊びに、毎日しっかりと使えるタフネスはそのままに、より、くったりやわらかく。新しくなったポイントとともに、その魅力をありのままにお届けします。
さらにくったり、やわらかく
きめこまかなシボが特徴のやぎ革は、強靭で型崩れしにくく、摩擦にも強い。なのにやわらかく肌触りのよい革として、親しまれています。
そんなやぎ革をつかったBAREシリーズが、リニューアル。新たなタンナー(革を鞣す職人)を迎え入れ、いっそう、くったりやわらかな風合いを実現しました。素肌さながらの質感は、そっくりそのまま、手なじみのよさに。
革の個体差やシボのムラも、あえて、そのままに。加工しすぎず、自然のゆらぎも、あまさず届ける。使うひとそれぞれの個性や体型にも、無理なくなじむように。
身にまとえば、身軽なままに。
まずはとにかく、さわってみてください。くしゃっとつかんでみたり、握ってみたり、じっさいに使うときみたいに、おおざっぱに。やぎ革の、くったりとしたやわらかさを、あまさず感じてください。
肩や腕に、提げたときにも。
手にとったその日から、まるで長年をともにした相棒みたいに、しっとりと寄り添う。
矛盾するようですが、バッグを持つことで、より身軽でいたいのです。
バッグ自体が荷物になってしまってはいけない。コーディネートの邪魔になってはいけない。だから、「持つ」というより「身にまとう」。ときに、メガネや帽子がそのひとの個性や、ほとんどからだの一部になるように。どんなひとにも、暮らしにも、BAREはそっと寄り添います。
角ばったものや重たいものは、
あまり得意ではありません。
バッグに入れておきたいものは、ひとそれぞれあります。それゆえに、自分の暮らしに添うバッグとの出合いは、「見つけた」と、運命みたいに感じてしまう。
仕事ではノートパソコンやスマートフォンが必須。
スケジュールの管理やメモには、アナログなノートやペンを使いたい。内ポケットには、口紅やファンデーションを直接入れておきたい。読みかけの文庫本も、あいまに読み進められるよう、肌身離さずにいたい。旅行するなら、カメラで写真を撮りたい。
ただ、ノートや口紅といった角ばったものを入れると、その形が表面に浮き出てしまうことがあります。ノートパソコンやカメラといった重たいものを入れれば、シルエットが崩れてしまうことも。
それは裏をかえせば、なにを入れるかによって、自分の暮らしの“あと”が表れること。
愛着にも、しかるべくつながります。
いろんな意味で、くったりやわらかなやぎ革のありのまま。
なにを入れるかによってバッグを選ぶことも、バッグに合わせてなにを入れるか考えるのも、わけへだてなく楽しんでほしいのです。
持ち手の長さ、思うがままに。
性別や体型を気にせず、だれもが心地よく使えるように。気分やコーディネートに合わせて、すかさず、持ち方、まとい方を変えられるように。
結んだり、ひらいたり。絞ったり、ずらしたり。
バッグのショルダー自体が、アジャスターになっています。
やぎ革の質感をまじりけなく味わってもらえるよう、金具やプラスチックは、なるたけ使いたくない。そのほうが、からだにしっとりと寄り添うから。品のある見た目をそこなわないための、ちょっとした工夫でもあります。
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