はじまりから、現在に至るまで。
RENはよいものをただ「作る」だけでなく、
そのよさを「伝え、残す」ために、
多くの商品撮影を自社で行ってきました。
そして今、実店舗からECへ、
時代が大きな転換を余儀なくされる中、
ますますその必要性を強く感じ、
自社内に撮影スタジオを設けました。
さらに、この場と撮影スキルを自分たちだけでなく、
同じ志を持つ小さな作り手たちのためにも
どうにか活用できないだろうかと、
このたび、商品撮影をはじめとする
「伝える」ことをサポートする事業
「REN STUDIO WORKS」をはじめます。
自分たちはプロのカメラマンではありません。
だからこそ、映るものがあると思っています。
多くの人が、綺麗な写真を撮ることのできる今。
ものを「伝える」ために求められる写真と何でしょう。
私たちは本来、ものの作り手自身が撮影まで行うのが、
一番良いと思っています。
なぜなら「伝える」ことはもの作りの一部であり、
作り手だからこそ気づける、
ものを見る角度や深度が、きっとあるから。
ただ「映える」「売れる」画像を作ることに逃げず、
もののありのままの良さを引き出し、
密度を高めていくことが、きっとできるから。
ただ現実には、人手不足でなかなか手が回らず
「伝える」ことがおろそかになり、
存続できなくなる作り手たちを多く見てきました。
だからこそ、同じ作り手として、
自分たちが、少しでも手助けできることがあれば。
「REN STUDIO WORKS」では
ただ撮影を代行するだけでなく、
RENがこれまで培ってきた「伝える術」をシェアする
そんな、相談処のような存在を目指したいと思っています。