編み目が描く、しなやかな骨格〜シープメッシュシリーズ

編み目が描く、しなやかな骨格〜シープメッシュシリーズ

公開日:2026/10/08


編み目が描く、しなやかな骨格
シープメッシュシリーズ

ものづくりを始めた当初から、私たちは一般的に評価される価値基準だけにとらわれず、素材が本来持つ可能性を見つめ直してきました。
その視点から生まれた「シープメッシュ」は、細く裁断したシープレザーを、職人の手仕事によって丁寧に編み上げたシリーズです。
革でありながら、手繰り寄せるたびに感じるのは布のように吸い付く柔らかさと、心地よい軽やかさ。規則正しく並ぶ編み目は、使い込むほどにそれぞれの表情を変え、深みのある艶を溜め込んでいきます。


手仕事の網目、手に吸い付くタッチ

本来、手袋用として鞣されるほどしなやかなシープスキンを、職人の手仕事「網代編み(あじろあみ)」によって一枚のシートへ編み上げ、洋服のニットソーのように裁断・縫製する。
「シープメッシュ」は、レザーメッシュの形成を得意とするインドのアトリエと手を取りあい、作り上げた素材です。
原皮の柔らかな質感を最大限に引き出すため、通常よりも多くのオイルを含ませ、仕上げの顔料にまでオイルを配合。表面にごく薄く吹き付け馴染ませることで、はじめから使い込まれたような素直なくったり感と、手に吸い付くようなタッチを両立させました。
使うほどに深まる密やかな光沢。

WEB SHOPおよび各店にて、順次入荷発売中です。


感覚に従って選んだ、3つの色彩

26年シーズンのカラー展開は、新色2色を含めた3色です。
「この季節だから、この色」という既存のルールにとらわれず、今回のカラー選定は企画チームの純粋な「直感」から始まりました。季節の文脈から自らを解放し、その瞬間の感性と素直に向き合ってたどり着いた色合いです。

・mist gray(New)
シープメッシュの歴史の中で、最も明るく澄んだグレー。重たくなりがちな装いに、そっと柔らかな光を挿してくれます。
・orange(New)
日差しにも、影のある季節にも静かに映える鮮やかなオレンジ。主張しすぎず、装いの心地よいアクセントに。
・black
編み目の立体感と陰影が最も美しく際立ち、全体の佇まいを端正に引き締める定番のブラック。

過去の限定色(mid gray, marronbeige, moca, grape, mustard)を経て辿り着いた、今の空気感を纏う色合いです


道具としての選択肢。全5型のラインナップ

手に取ったときの収まりの良さや、日常の振る舞いに合わせて選べる5つの形を仕揃えました。

サークルバスケット バスケット
メトロキャリー バレルショルダーS&M(26AWシーズンカラー)

サークルバスケット:丸みのある立体感が、柔らかな表情を生み出す形。
バスケット:底マチの丸みと華奢な持ち手が引き立て合う絶妙なバランス
メトロキャリー:身体のラインに寄り添い、スマートな佇まいを叶えるスクエア型トート。
バレルショルダー(S / M):樽のような丸みが愛らしく、用途に合わせて大きさを選べる2サイズ。


手仕事の揺らぎと、シープレザーのしなやかさ。 過度な装飾を排したシンプルな構造だからこそ、編み目の美しさがそのまま道具の魅力として立ち上がります。